ZF―中国IT大手と戦略協業、自動運転で―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは12日、中国IT大手の百度(バイドゥ)と戦略協業すると発表した。中国の自動運転向けにソリューションを共同開発する。百度とはZFの競合ボッシュとコンチネンタルが自動運転分野ですでに協働しており、ドイツの3大サプライヤーはすべて同分野で百度と協業することになる。

ZFは百度との協業で、米半導体大手エヌビディアと共同開発した車載人工知能「ZF ProAI」を持ち寄る。百度は人工知能(AI)、ビッグデータ、クラウドソリューション分野で高い技術を持っており、ZFとの協業では高精細デジタル地図などのノウハウを持ち寄る。

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