自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は12日、自動運転やコネクテッドカー、電動パワートレインなど今後の自動車の重要な技術分野を統括するモビリティ・ソリューション部門の売上高が今年は前年比7%増の約470億ユーロに達するとの見通しを明らかにした。世界の自動生産台数の伸び率(2.8%の見通し)を大幅に上回るスピードで拡大するとしている。
成長をけん引するのは自動運転の前段階に当たるドライバー・アシスト・システム分野の事業だ。同分野の世界市場は今年25%の急拡大が見込まれるものの、同社はこれを上回るスピードで成長すると予想。来年は同事業の売上高が20億ユーロに達するとみている。