ダイムラー―バス部門に3.6億ユーロ投資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は9月26日、バス部門で今後数年間に総額3億4,000万ユーロを投資すると発表した。欧州での生産体制を効率化するほか、電動化、自動運転化を推進していく。

ダイムラーは2月、「コネクテッド(C)」「オートノモス(A)」「シェアド・アンド・サービス(S)」「エレクトリック(E)」の計4分野が将来のモビリティの最も重要なトレンドになるとして、これらの分野で事業を強化するために、それぞれの頭文字をとった「CASE」という名の企業戦略を打ち出した。バス分野でも2020年までに2億ユーロを投資してCASE戦略を推し進める考えで、マンハイム工場で来年から電気バスの量産を開始。ノイウルム工場を自動運転バス開発の中核拠点とする。

欧州生産体制の効率化には1億4,000万ユーロを投資し、工場間物流の無駄を省く。

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