ザルツギター―自動車鋼材の防錆処理ライン設置へ―

鉄鋼大手の独ザルツギターは9月29日、本社所在地ザルツギターの工場に鋼材防錆処理ラインを新設すると発表した。高性能製品分野に経営資源を絞り込む戦略(ザルツギターAG2021)に基づく措置で、主に自動車産業向けの高強度・超高強度鋼を生産する。

鋼材の表面に亜鉛の合金層を形成する「溶融亜鉛めっき」という防錆処理ラインを設置し、2020年下半期から操業を開始する。生産能力は年50万トン。同工場3本目の溶融亜鉛メッキラインとなる。投資額は明らかにしていない。

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