ダイムラー―自動運転車などのテストコース開設―

自動車大手のダイムラー(シュツットガルト)は5日、ドイツ南部のイメンディンゲンにある開発車両のテストセンターに新たなテストコースを4つ開設したと発表した。オーラ・ケレニウス取締役(研究開発担当)は同センターが「将来のモビリティ開発でカギを握る」と述べ、製品開発で大きな役割を果たすことを強調した。

同テストセンターは2015年の着工で、16年9月に最初のテストコース(悪路コース)が開設された。現在も建設が行われており、最終的な完成は2018年末の予定だ。

今回開設したのは市内走行を想定したコース、カーブの多い坂道を想定したコース、未舗装道路コース、衝突防止システムとドライバーレス車両のテストコースの4つ。市内走行コースはドライバーアシストシステムと路車間通信、自動運転のテストを行うためのもので、様々なタイプの交差点を備えている。

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