公的健保の追加保険料、来年は0.1ポイント低下見通し

ドイツ連邦保健省などは12日、公的健康保険の追加保険料率が来年、低下する見通しを明らかにした。好景気を背景に雇用が拡大し、健保財政の改善が見込まれるためで、現在の1.1%から1.0%へと0.1ポイント引き下げられる見通しだ。最終決定は同省が11月に下す。

公的健保では現在、被保険者の給与の15.7%に相当する額が保険料として定められている。このうち14.6%は労使が折半、残り1.1%は追加保険料として被用者のみが負担している。

追加保険料は保健省が決定するものの、各健保組合はそれぞれの財政事情に応じて省定水準より高く設定することも、低く設定することもできる。

上部へスクロール