8月に経営破たんした独航空2位のエア・ベルリンは10月27日、英格安航空(LCC)大手イージージェットに資産の一部を売却することで合意した。資産の大部分は独ルフトハンザ航空に売却することですでに合意しており、エア・ベルリンは最終運行日となった同日、全資産の整理におおむねめどをつけた格好だ。
エアバス「A320」25機とベルリン・テーゲル空港の発着権をイージージェットに譲渡することを取り決めた。取引金額は4,000万ユーロ。売却手続きは当局の審査を経て12月に完了する見通し。
技術部門はベルリンのメインテナンス企業ナヤク(Nayak)と物流会社ツァイトフラハト(Zeitfracht)が共同買収する。