ブランド評価1位はドラッグストアのdm、民生家電で日本勢3位・4位に

ドイツの消費者が最も高く評価するブランドはドラッグストア大手のdmであることが、経済紙『ハンデルスブラット』の委託で世論調査大手ユーガブが実施したアンケート調査で分かった。若い母親や化粧好きのティーンエイジャー、環境意識の高い消費者など幅広い層に支持されているうえ、今年から性玩具を取り扱うなど斬新な取り組みが評価された格好だ。

2位には高級白物家電のミーレがランクインした。ミーレ製品はドイツの消費者に昔から高く評価され、「メードインジャーマニー」の代名詞となっている。3位はインターネット百科事典の米ウィキペディアだった。(表を参照)

分野別でみると、民生家電ではサムスンが1位で、日本ブランドはソニーが3位、キヤノンが4位につけた。自動車ではBMWが1位、メルセデスベンツが2位、アウディが3位、ボルボが4位、ポルシェが5位とドイツの高級車が上位をほぼ独占している。

白物家電はトップがミーレで、2位以下もボッシュ、シーメンス、フィリップス、ブラウンと独蘭勢が続いた。

コスメティックではニベアが1位、dmのプライベートブランドであるバレアが2位、ニベア・メンが3位、ナチュラル・オーガニックコスメブランドのヴェレダ(Weleda)が4位、ユニリーバのダウ(Dove)が5位だった。

ビールでは州立の中堅メーカーであるロートハウスが手がけるロートハウス・タンネンツェップレが大手を抑えて1位を獲得した。

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