失業者数4年連続で減少、17年は253万人に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が3日発表した2017年の平均失業者数は253万3,000人で、前年を15万8,000人下回った。失業者の減少は4年連続。景気が厚みを増していることが大きく、就労者数は1.5%増えて、ドイツ統一後最大の4,427万6,000人へと拡大した。失業率は0.4ポイント減の5.7%へと低下している。

17年の求人件数は平均73万1,000人に達し、前年を7万5,000人上回った。特に交通・物流、流通、金属、機械・自動車、エネルギー・電機、ヘルスケアで求人が多い。12月末時点の求人指数BA-Xは前年同日を31ポイント上回る256となり、過去最高を記録した。

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