ドイツ連邦統計局が12月29日発表した2017年12月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.7%増となり、上げ幅(インフレ率)は前月の同1.8%をやや下回った。インフレ率の低下は2カ月ぶり。エネルギーの上昇率が前月の3.7%から1.3%へと低下したことが響いた格好。食料品も同3.2%から3.0%へと縮小した。物価に占める比重が52%に上るサービスは1.6%増で、前月の同1.5%増からやや上昇した。
12月の消費者物価指数は前月比では0.6%増と大幅に伸びた。
欧州連合(EU)基準のインフレ率は前年同月比が1.6%、前月比が0.8%だった。