自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは8日、中国フォークリフト最大手の安徽合力(Anhui Heli)と共同で同国に合弁会社を設立することで合意したと発表した。中国のフォークリフト市場は世界最大であるうえ、急成長が続いていることから、新会社を通して同市場への参入を図る。
新会社ZF-HELI Drivetech (Hefei)を設立する。出資比率はZFが51%、安徽合力が49%。ZFは杭州の工場からトランスミッションと車軸のハイエンド製品を供給。安徽合力はローエンドのトランスミッションと車軸を供給する。これにより幅広い価格帯の製品を供給できるようにする考えだ。
新会社は安徽合力を主要な顧客とする。また、アジアをはじめ世界に製品を提供していく。