ミュンヘン再保険―収益力向上に向け人員削減へ―

保険大手の独ミュンヘン再保険が再保険部門で人員削減を実施する。収益力が低下しているためで、組織のスリム化、事業の効率化を通して業績を改善するとともに、デジタル化の投資資金をねん出する。社内ネットに掲載されたヨアヒム・ヴェニング社長のインタビューをもとにロイター通信などが報じた。人員削減計画の詳細は今月中に発表する。

人員整理の主な対象となるのはミュンヘン本社と米プリンストンの子会社。500人以上、1,000人未満が該当するもようだ。

同社は値下げ圧力の高まりと金利低迷を受けて収益力が低迷している。

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