年金支給額が今年も大きく上昇

ドイツ連邦労働・社会省は20日、公的年金の支給額をこれまでに引き続き今年も大きく引き上げることを明らかにした。賃金の上げ幅が大きいためで、引き上げ率は東部地区で3.37%、西部地区で3.22%に上る。7月1日付で実施する。

東部地区の上げ幅が小さいのは、支給水準が西部地区に比べて低いため。今回の引き上げにより、東部の支給水準は西部の95.8%となり、現在の95.7%からやや上昇する。東西格差は2024年に解消されることになっている。

上部へスクロール