NTTコミュニケーションズは22日、「ドイツ フランクフルト 4 データセンター」(FRA4)を建設し、同地のデータセンター供給能力を拡大すると発表した。需要が拡大しているためで、フランクフルトにおける供給能力をサーバールーム面積比で最大1.5倍に拡大する。
フランクフルト郊外のハッタースハイムにFRA4を建設し、第4四半期(10~12月)から提供を開始する。サーバールーム面積は当初、約4,800平方メートルで、需要に応じて最大約2万4,000平方メートルへと拡張していく。
NTTコムは現在、ドイツ、イギリス、スイス、オーストリア、フランス、スペインの欧州6カ国でデータセンターサービスを展開。フランクフルトには欧州最大の4 拠点を構えており、FRA4は同地5カ所目の拠点となる。フランクフルトはドイツの金融、商業の中心地であるうえ、クラウド事業者をはじめとするITサービス事業者やメーカーが進出している。