ドイツ機械工業連盟(VDMA)が26日発表した世界の機械市場規模(サービスを除く)は前年比1%増の2兆5,550億ユーロ(推定値)と小幅な伸びにとどまった。欧州は6%増の7,770億ユーロと好調で、ドイツも5%増の2,740億ユーロへと拡大した。VDMAの主任エコノミストは「欧州市場の景気は昨年、時間の経過とともに明確に勢いを増した」と述べ、同市場の拡大が今年も続くとの見方を示した。
市場規模が最も大きい国は中国で、世界市場シェアは35.6%に上った。2位は米国で12.8%。ドイツは10.7%で、5年連続3位を確保した。4位は日本(9.5%)、5位はイタリア(4.7%)だった。