スポーツ用品大手の独プーマ(ヘアツォーゲンアウラハ)は12日、2018年12月期の業績見通しを引き上げた。第1四半期(1~3月)が好調だったためで、為替の影響を除いた実質売上成長率を従来予測の約10%から10~12%へと上方修正。営業利益(EBIT)も同3億500万~3億2,500万ユーロから3億1,000万~3億3,000万ユーロへと引き上げた。激しい為替変動や米中の通商対立などのリスク要因がなければより大きな上方修正ができたとしている。
第1四半期暫定決算の売上高は11億3,100万ユーロで、前年同期を12%上回った。為替の影響を除いた実質ベースでは増収幅が約21%に上る。EBITは前年同期の7,000万ユーロから約1億1,200万ユーロへと60%増加した。