丸紅―VW米子会社に急速充電器納入―

丸紅は20日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の米エレクトリファイ・アメリカが米国で展開する電気自動車(EV)インフラ事業プロジェクト向けに韓シグネット製のEV用超急速充電器を納入すると発表した。丸紅はEV用急速充電器の販売を通じて獲得した知見を活かし、今後のインフラビジネス事業への参画を検討しており、EV用急速充電器、太陽光発電、蓄電池などでもたらされる電化社会の拡大に取組んでいく考えだ。

エレクトロファイ・アメリカは排ガスを出さないEVなどのインフラ整備や教育に今後10年間で20億米ドルを投資する目的で設立された企業。その第一段階として、向こう2年間で484ステーション、合計2,000台以上の充電ポイントを全米で整備することを計画している。

丸紅は同社に340台以上の超急速充電器を納入する。最大出力は350キロワット(kW)で、50kW充電器と比べて最大7倍の速度で充電できる。

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