ドイツ連邦統計局は7日、他の欧州連合(EU)加盟国向けの輸出高が昨年は7,497億ユーロに達し、輸出全体の58.6%を占めたことを明らかにした。EU加盟国からの輸入高は5,905億ユーロで、輸入に占めるシェアは57.1%だった。
最大の輸出先国は米国で、額は1,115億ユーロに上った。これにフランス(1,053億ユーロ)、中国(862億ユーロ)、オランダ(858億ユーロ)、英国(844億ユーロ)が続いた。
最大の輸入先国は中国で、額は1,006億ユーロに上った。2位はオランダ(913億ユーロ)、3位はフランス(641億ユーロ)だった。
貿易収支の黒字幅が最も大きかった相手国は米国で、504億ユーロに達した。これに英国(473億ユーロ)、フランス(411億ユーロ)が続く。対中国では144億ユーロの赤字を計上した。
EU向け輸出で最も額が大きかった製品分野は自動車・自動車部品で、額は1,262億ユーロに上った。2位は機械で901億ユーロ。輸入では自動車・自動車部品が890億ユーロで1位、化学製品が522億ユーロで2位だった。