自動車大手の独BMW(ミュンヘン)が4日発表した2018年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比3.1%減の27億3,300万ユーロへと落ち込んだ。電動車や自動運転車への開発投資が膨らんだほか、ユーロ高が響いた格好。売上高も為替の影響で5.1%減の226億9,400万ユーロへと後退した。純利益は1.2%増えて23億100万ユーロとなった。
主力部門である自動車の売上高は193億2,600万ユーロで、前年同期を3.4%下回った。EBITは0.2%増の18億8,100万ユーロとわずかに拡大しており、売上高営業利益率(EBITベース)は前年同期の9.4%から9.7%へと上昇。目標とする8~10%をこれまでに引き続き確保した。