ドイツ機械工業連盟(VDMA)は24日、独食品・包装機械業界の生産高が昨年は前年比4.8%増の140億ユーロ強となり、過去最高を更新したと発表した。輸出高は1.6%増の約85億ユーロだった。
包装機械の生産高は3%増えて66億ユーロとなった。そのうち22億ユーロを飲料包装材が占める。
食品機械では製菓機械が10%増の4億3,800万ユーロと大きく伸びた。製パン機械も4%増の6億ユーロと好調だった。最大部門の食肉加工機械は1.6%増の11億ユーロ。飲料製造機械は1%減の5億1,800万ユーロと振るわなかった。
今年は米国、ロシア販売がけん引車となり、売上高が5~6%増加するとみている。
第1四半期(1~3月)の新規受注高前年同期比で20%拡大した。国内で14%、国外で21%の伸びを記録した。