エネルギー大手の独エーオン(エッセン)は12日、米テキサス州リーブス郡にメガソーラーを建設すると発表した。発電容量は100メガワット(MW)で、そのうち50MWについては韓エネルギー大手SK E&Sに20年間、提供することですでに合意が成立している。投資額は明らかにしていない。
郡庁所在地のペコス市にちなんだ「ウェスト・オブ・ザ・ペコス」という名のメガソーラーを建設する。敷地面積はサッカー場およそ550個に相当する271ヘクタール。太陽光発電モジュールを計35万個、設置する。2020年の操業開始を予定している。
エーオンは3月、競合RWEとの事業交換を通して経営資源をエネルギー網と販売、サービス事業に絞り込む方針を打ち出した。これに伴い再生エネルギー事業からは撤退するものの、RWEとの取引が完了する来年末までは再生エネ事業への投資を継続する意向を示している。