育休手当受給者が男女とも増加

ドイツ連邦統計局によると、国の育児休暇手当を昨年取得した人は男性で前年比11%増の41万人、女性で6%増の135万人へと拡大した。

育休手当ては育児休暇を取った人に1年間、国が手取り収入の67%、最高で月1,800ユーロを支給する制度。夫婦(ないし非婚カップル)が2人とも育児休暇を取る場合には、支給期間が計14カ月に延長される。2015年7月1日以降に子供が生まれた夫婦では、月の受給額を減らす代わりに受給期間を最大36カ月とすることもできるようになった。この低額長期受給制度の利用者は昨年、手当受給者の99%(174万人)を占めた。

上部へスクロール