照明大手の独オスラムは7月31日、収益力が低いライティング・ソリューション(LS)事業の売却方針を明らかにした。各種の措置の効果で業績が安定してきたことから放出する。経営資源を将来性の高いハイテク分野に絞り込む考えだ。
LS事業では工場・オフィス・スタジアム用照明や街灯を製造している。LS事業とデジタルシステム事業で構成されるライティング・ソリューションズ・アンド・システムズ(LSS)部門の4-6月期(第3四半期)の営業損益(EBITDA)は1,100万ユーロの赤字で、赤字幅は前年同期の1,900万ユーロから縮小した。