パラゴン―上期売上42%増加―

自動車部品・センサー製造の独パラゴン(デルブリュック)が21日発表した2018年6月中間期決算の売上高は前年同期比42.1%増の7,860万ユーロと大幅に伸びた。内装・外装部品、エレクトロモビリティ部門で3倍以上の増収を確保したことが最大の押し上げ要因。同社売上に占める両部門の割合は前年同期の18.3%から42.8%へと上昇した。

営業利益(EBITDA)は38.0%増の1,100万ユーロで、売上高に対する比率は前年同期の14.5%から14.0%へと低下。EBITベースの売上高営業利益率も6.7%から6.1%へと落ち込んだ。

18年12月期の売上高については従来予測の約1億7,500万ユーロから1億8,000万~1億8,500万ユーロへと引き上げた。米電池メーカー、ナビタス・システムズの買収手続きが完了したことから見通しを上方修正した。

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