シーメンスがイランから撤退

電機大手の独シーメンスがイラン事業から撤退する。米国のイラン制裁再開を受けた措置。在ドイツ米国大使のリチャード・グレネル氏が23日ツイッターで明らかにし、同社が追認した。同社は声明で「イランに関するマルチラテラルな枠組み条件の変化に事業活動を適合させるために」適切な処置を取ると表明した。

シーメンスはガスタービン、機関車の分野でイラン企業と契約。鉄道インフラの近代化でも基本合意を締結していた。ドイツ企業ではダイムラー、ドイツテレコム、ドイツ鉄道(DB)もすでに撤退を決めている。

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