自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は8月29日、ソフトウエア開発の独スタートアップ企業FDテックの少数株主持分を取得すると発表した。自動運転分野のコンピテンスを強化する狙い。出資額や出資比率は明らかにしていない。
FDテックは2017年の設立で、独東部のケムニッツに事業拠点を置く。技術者およそ30人を雇用。自動運転システムのアルゴリズムを開発している。
VWはソフト分野でグーグルなどのIT大手に後れを取っていることから、提携や買収を通して挽回する方針を打ち出している。