ハイマー―過半数株を売却へ―

キャンピングカー大手の独ハイマー(バート・ヴァルトゼー)が過半数資本を投資家に売却する方針だ。マルティン・ブラント社長が経済紙『ハンデルスブラット』のインタビューで明らかにした。売却交渉が決裂した場合は新規株式公開(IPO)を検討する。

同社は今春、事業拡大資金を確保するために投資家を模索する方針を明らかにした。当初は50%未満の株式を売却する考えだったが、同社株取得に関心を示した投資家が過半数株の譲渡を要求していることから、50%超を売却する方針へと転換した。

ハイマーの時価総額は推定25億~30億ユーロ。米投資会社KPSやセンターブリッジが買収の意向を示しているもようだ。

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