VW:フォルクスワーゲン―中国で新エネ車部品の生産開始―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は21日、中国で新エネルギー車(NEV)用の部品生産を開始すると発表した。NEVの現地販売本格化に向けた措置。完全子会社の天津フォルクスワーゲン・オートマチック・トランスミッション(VWATJ)で生産を行う。

生産を開始するのは電気自動車(EV)用のパワートレイン「APP290」とハイブリッド車用のトランスミッション「DQ400e」。VWATJの工場では、VWグループのEV専用シャシー「MEB」向けにもパワートレインを製造する予定だ。VWはMEBの中国生産を安亭鎮、仏山の計2工場で2020年末から行うことになっている。

VWATJの工場では14年からデュアルクラッチトランスミッション(DSG)を生産している。

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