日鉄エンジニアリングは25日、独廃棄物発電プラント子会社シュタインミュラー・バブコック・インヴァイロンメント(SBE)を通して発電施設増設工事を受注したと発表した。西南ドイツのルートヴィヒスハーフェン市と周辺自治体の廃棄物処理会社ゲマインシャフト・ミュルハイツクラフトヴェルク・ルートヴィヒスハーフェン(GML)向けにストーカ炉式廃棄物発電施設を建設する。受注額は明らかにしていない。
GMLは同市にある現在運営中のストーカ炉式廃棄物発電施設が老朽化したことから、更新を目的に2系列を新設する。各系列の定格処理量は1日当たり260トン。SBEはストーカ炉やボイラの設計、調達、据付および試運転を請け負った。2024年の竣工を見込む。