今夏の有給休暇の最中に業務連絡を受ける被用者は昨夏に比べて増加してもようだ。独情報通信業界連盟(Bitkom)が16歳以上の社会人を対象に「今夏の有給休暇期間中、業務上の連絡を受けられるようにしますか」と質問したところ、「はい」は70%に達し、前年夏64%から6ポイント増加した。Bitkomは業務連絡を受ける被用者の増加を評価しながらも、休暇でゆっくり過ごしリフレッシュしている被用者を可能な限り煩わせるべきでないと指摘。連絡を入れるのはやむを得ない場合に限る必要があると強調した。
業務連絡を受ける手段としては「SMS(ショートメッセージサービス)」との回答が最も多く65%に上った(複数回答可)。これに電話が58%、電子メールが26%で続いた。
「有給休暇中は業務連絡を受けない」との回答は28%だった。16~29歳の若年層で最も高く、36%に上る。これに50~64歳が29%で続き、30~49歳は25%だった。