ドイツ連邦統計局が7月29日発表した上半期(1~6月)の小売売上高は物価調整後の実質で前年同期を2.2%上回った。Eコマースが好調で通販が6.9%増加。実店舗での売り上げは1.5%増にとどまった。
部門別では非食料品店が3.0%の伸びを記録した。通販のほか、「その他の小売店(本屋、宝飾品店など)」(4.5%増)、「コスメティック・医薬・医療品店」(2.9%増)が小売店平均を上回る伸びを記録。「家具・家電・DIY用品店」(2.0%増)、「デパートなど総合的な小売店」(0.8%増)も前年同月を上回った。「繊維・衣料品・靴・革製品販売店」は1.8%減と振るわなかった。
食料品店は0.8%増加した。スーパーなど幅広い分野の商品を取り扱う小売店が1.1%増加。専門店は1.1%減少した。