製造業受注残高6カ月ぶり増加、6月は+0.1%に

ドイツ連邦統計局が19日発表した製造業の6月末時点の受注残高(暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月末を0.1%上回った。受注残高の増加は6カ月ぶり。大型受注の効果で6月の新規受注が大きく伸びたことが反映された。

地域別でみると、国外が0.3%増えて、全体を押し上げた。国内は0.4%落ち込んだ。

部門別では投資財が0.3%、消費財が0.9%伸びた。中間財は0.8%減少した。

受注残(受注残高の対売上比を月に換算)は前月と同じ5.7カ月だった。部門別でみると、投資財は8.0カ月(前月7.9カ月)、中間財は2.9カ月(2.9カ月)、消費財は2.1カ月(2.1カ月)だった。

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