芦森工業は9日、西南ドイツのジンデルフィンゲンにある欧州事務所を現地法人化すると発表した。欧州での受注活動を拡大する考え。9月にも新会社アシモリ・ヨーロッパ(仮称)を設立し、自動車用シートベルト、エアバッグ、内装品などの輸入・販売を展開していく。売上高で2020年に1億8,900万ユーロ、21年に2億1,900万ユーロ、22年に3億500万ユーロを確保する目標だ。
同社は17年6月、欧州事務所を同地に開設。欧州市場ニーズや開発トレンド把握などの情報収集活動を行ってきた。ジンデルフィンゲンはダイムラーやポルシェ、ボッシュなど自動車業界の大手企業が本社を置くシュツットガルトの隣接都市。