7月機械受注3%減少

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の7月の新規受注高は前年同月比で実質3%減少した。減少幅はこれまでに比べて縮小したものの、VDMAは「事業と輸出の見通しは景気・政治的なリスク要因を踏まえると下半期も悲観的だ」との見方を示した。

新規受注は国内で4%、国外で3%落ち込んだ。国外はユーロ圏が3%増加したものの、ユーロ圏外が5%後退し足を強く引っ張った。

特殊要因による統計上のブレが小さい3カ月単位の比較でみると、5~7月の新規受注は前年同期を実質8%割り込んだ。国内が8%、ユーロ圏が9%、ユーロ圏外が7%の幅で減少した。

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