独フィンテックのクロスレンド(ベルリン)がスペインのサンタンデール銀行を中心とする投資家から総額3,500万ユーロの資金を調達するもようだ。ブルームバーグ通信が消息筋の情報として16日、報じたもので、クロスレンドは調達資金を新たな市場の開拓に充てる。両社は報道内容へのコメントを控えている。
クロスレンドは2014年の設立。銀行などの融資債権を証券化したうえで、他の銀行や投資ファンド、保険会社などの機関投資家に売却するデジタル・マーケットプレイスを運営している。今回の資金調達は同社を1億ユーロ超と評価して行われる。