自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは19日、中国のモーターメーカー臥竜電気駆動集団(ウオロン・エレクトリック・グループ)と共同で現地に合弁会社を設立することで合意したと発表した。電動パワートレイン分野で製品の幅を拡充するとともに、中国市場での機動力を高め顧客およびサプライヤーを獲得しやすくする狙い。これまでの両社の協力関係を緊密化する。
新会社ウオロンZFオートモティブ・Eモーターを浙江省紹興市上虞区に設立し、ZFのパワートレイン向けにモーターと部品を製造する。ZF以外の企業にも製品を販売する。出資比率は臥竜電気駆動集団が74%、ZFが26%。従業員数を2025年までに最大2,000人に引き上げる。