卸売物価が3年6カ月来の下げ幅に、11月は-2.5%

ドイツ連邦統計局が13日発表した11月の卸売物価指数は前年同月を2.5%下回り、2016年5月以来3年6カ月ぶりの大きな下落となった。低下は5カ月連続。最大の押し下げ要因は石油製品で、下げ幅は前月の13.7%から15.7%へと拡大した。このほか、スクラップ・リサイクル材料(-19.8%)、穀物粉・葉たばこ・種子・飼料(-11.1%)、コンピューター・周辺機器・ソフトウエア(-7.8%)で大きく低下した。家畜・ペット(+22.7%)、食肉・肉製品(+6.7%)は大幅に上昇した。

11月の卸売物価は前月比でも0.1%落ち込んだ。下落は6カ月連続。

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