ホロライト―事業資金400万ユーロを調達―

拡張現実(AR)ソフト開発の独ホロライト(イスマニング)は11日、事業資金400万ユーロを複数の投資家から調達すると発表した。販売網の国際化を図るほか、顧客ニーズに見合った製品の開発能力を強化する。エネルギー大手EnBW、イノジー、投資会社バイエルン・キャピタル、トプロープ・ベンチャーズが出資する。

ホロライトは2015年の設立で、機械や自動車などの産業顧客向けにプロトタイプの作製や生産設備の設計に用いるARソフトを開発している。フロリアン・ハスピンガー最高経営責任者(CEO)は「(調達資金で行う)この投資は販売構造の拡張と製品のスケーラビリティの向上をもたらす」と述べた。

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