フランクフルト空港に早めの到着を、検査で長蛇の列の懸念

フランクフルト国際空港をクリスマス直前に利用する乗客は時間にゆとりをもって行動する必要がありそうだ。連邦警察は16日、18日から23日にかけて出入国検査と手荷物(保安)検査で長蛇の列ができる可能性があると指摘。乗り損ねを避けるために空港に早めに到着するよう注意を促した。

手荷物検査が最大のボトルネックとなる見通し。同空港では旧式の検査システムを使用していることから、検査に時間がかかり行列ができやすい。CTスキャンを用いた最新の検査装置を投入すれば大幅にスピードアップを図ることができるものの、連邦警察は現在、採用に向けてテストを行っている段階で、実用化には踏み切っていない。

検査の請負事業者で従業員数が不足していることも追い打ちをかける。

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