ドイツ鉄道(DB)は車両と駅構内で乗客が途切れることなく無線LANサービスを利用できるようにする意向だ。ザビーネ・イェシュケ取締役(デジタル化・技術担当)が明らかにしたもので、まずは降車後も再ログインすることなしに駅内で無線LANを使用できるようにする。
DBの長距離電車や主な駅では無線LANを無料で使用できる。ただ、駅と車両の無線LANが別々になっているため、乗車、乗り換え、降車時に再ログインしなければならない。これは極めて不便で不評を買っていることから、改める意向だ。
同社は今後4年間でデジタル化に合わせて約20億ユーロを投資する計画。その一環として継ぎ目のない無線LANサービスを実現する。