航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)は11日、夏ダイヤの始まる29日から4月24日までの運行数をグループ全体で2万3,000便、削減すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で需要が大幅に落ち込んでいることに対応する。同社は28日までの運行数を7,100便、削減することを5日に明らかにしており、削減幅を3倍に拡大することになる。
短距離、中距離、長距離のすべてで便数を減らす。主な対象は欧州、アジア、中東路線。特定の路線を全面的に停止することは避け、乗客が目的地に到着できるよう配慮している。乗客はルフトハンザグループの機材でフランクフルト、ミュンヘン、チューリヒ、ウィーン、ブリュッセルのいずれかの空港から目的地にたどり着ける。
運行本数の削減に伴い予約していたフライトがキャンセルとなった乗客は予約を変更できる。該当する乗客には個別に連絡を入れる。