ビオンテック―コロナワクチン開発で国から補助金―

独バイオ企業ビオンテック(マインツ)は15日、独研究省から最大3億7,500万ユーロの補助金を受給すると発表した。新型コロナウイルス用ワクチンの開発と生産能力の拡張に充てる。

同社は米製薬大手ファイザー、中国の複合企業・復星国際と手を組んで新型コロナワクチンの開発を進めている。順調にいけば10月にも認可申請を提出する見通しだ。

研究省は5月、新型コロナワクチンの開発と国内生産を支援するために総額7億5,000万ユーロの助成プログラムを立ち上げた。同業の独キュアバックは9月初旬、最大2億5,200万ユーロの補助金を受けることを明らかにしている。

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