フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトン(ミュンヘン)は21日、2020年7-9月期(第3四半期)の営業損益が特別費を除いたベースで約2億1,000万ユーロの黒字となり、前期の赤字から好転したことを明らかにした。コスト削減のほか、想定していたよりも市場が早く回復していることが大きい。売上高は約57億ユーロで、売上高営業利益率は約3.7%となった。特別費はおよそ5,000万ユーロで、特別費計上後の営業利益は約1億6,000万ユーロだった。
1-9月期は売上高が約157億ユーロ。営業損益(特別費を除く)は約1,000万ユーロの赤字で、売上高営業利益率はマイナス0.1%だった。