空飛ぶクルマを開発する独ボロコプター(ブルッフザール)は9日、空飛ぶタクシーの商業サービスを3年以内にシンガポールで開始する計画を明らかにした。同地で2年間、実施してきた有人飛行テストで実用化の目途が立ったため。シンガポール民間航空庁(CAAS)と欧州航空安全機関(EASA)の認可を得て事業を開始する。すでに現地法人ボロコプター・アジア・ホールディングを立ち上げた。
まずは観光客向けに海岸沿いのルートを飛行する見通し。国境を超えた飛行も視野に入れている。
サービス開始に向け今後3年間でパイロットや技術者など50人を採用。2026年までに200人以上へと拡大する。