自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は2月24日、電気自動車(EV)用の次世代ステアリングを日本精工と共同開発したと発表した。VWグループが開発したEV専用車台「MEB」の採用車に搭載する。2023年の生産開始予定。中国での生産も視野に入れている。
VWの部品部門フォルクスワーゲン・グループ・コンポーネンツは2019年、日本精工とステアリング分野で協業合意し、独西部のラーティンゲンを中心に共同開発を展開。「シングル・ピニオンMEBステアリング」の第1世代に改良を加え、第2世代の製品を開発した。両社はさらなるプロジェクトを行う計画だ。