ドイツ連邦統計局が13日発表した3月の卸売物価指数は前年同月比4.4%増となり、2017年4月以来およそ4ぶりの大きな伸びを記録した。物価を最も強く押し上げたのは石油製品で、上昇率は13.7%に上った。
上げ幅が特に大きかったのは古材・残材で76.3%に達した。鉱石・金属と穀物・葉たばこ・種子・飼料もそれぞれ20.9%、19.8%に上っている。
動物は21.4%低下し、食肉・肉製品も5.3%安くなった。コンピューター・周辺機器・ソフトウエアは5.0%下がった。
卸売物価指数は前月比では1.7%増となり、5カ月連続で上昇した。