トヨタ自動車の独法人トヨタ・ドイチュラントは10日、ケルンのマルスドルフ地区にある物流センターの屋上にソーラーパネルを設置したと発表した。歴代モデルの展示場「トヨタ・コレクション」とオフィスも含め同拠点の使用電力をすべて賄い、二酸化炭素(CO2)排出量を最大41万5,000キログラム削減する。経営責任者のアンドレ・シュミット氏は「CO2の排出削減により我々はグループの全世界的な持続可能性目標の実現を目指すだけでなく、この大陸で炭素中立への道を切り開く欧州“グリーンディール”への一歩を踏み出す」と強調した。
合わせて約4,000平方メートルのソーラーパネルを設置した。発電容量は750キロワットピーク(kWp)で、220世帯の消費電力に相当する。勤務のない週末は余剰電力を送電網に供給する。