デルタ株が6月下旬時点で6割に

感染力の特に高い新型コロナウイルスのデルタ株(インド株)が一段と拡大している。ロベルト・コッホ研究所(RKI)の7日の発表によると、6月21~27日の週(2021年第25週)のドイツの新規感染者に占める同株の割合は前週の36.8%から59.4%へと拡大した。デルタ株が主流となるは初めて。第27週(7月5~11日)に当たる現在は同割合がさらに高まっているとみられる。

これまで主流だったアルファ株(英国株)は第25週に33.3%となり、前週の55.0%から大幅に低下した。

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