シチズンマシナリー―独にテクニカルセンター開設―

シチズンマシナリーは15日、ドイツ東部にテクニカルセンターを開設したと発表した。重要販売地域と位置付ける欧州の売り上げをピーク時の2018年に比べ2割拡大する計画の一環。ショールームを活用した加工技術支援などのビフォアサービス(受注前顧客対応)やアフターサービスを強化し、顧客ニーズに迅速に対応できる体制を構築する。

新テクニカルセンターをドレスデン近郊のラーデボイルに開設し、営業、サービス活動を開始した。従業員数は6人。ショールームには同社製機械8台を展示している。

同社はドイツ事業を同国南部に本社を置く子会社シチズンマシナリー・ヨーロッパ(CME)を通して展開している。CMEは独西部にも拠点を持つ。今後は自動車、精密機器産業の部品加工が盛んで市場成長も見込まれる独東部にも拠点を置き、同地と中東欧諸国の事業を強化していく。

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