堀場製作所は13日、電源装置の開発・製造を手がける独ベキシマ(BeXema)を買収したと発表した。電力分野の技術をグループ内に取り込んでエネルギー分野の対応力を拡充し、顧客企業にトータルソリューションを迅速に提供できるようにする狙い。買収金額は明らかにしていない。
ベキシマは2014年設立のスタートアップ企業で、ベルリン近郊のバルレーベンに拠点を置く。従業員数は18人。高電圧バッテリー試験装置、バッテリーエミュレーター、燃料電池・電解槽用電子負荷装置などを手がけている。昨年の売上高は193万ユーロだった。